TradeStation ヘルプ
フィボナッチ価格リトレースメントラインドローイングオブジェクト
価格リトレースメントラインとは、およびレベルとブレイクアウト価格アクティビティの監視に使用する分析的ドローイングツールです。サポートは価格の下落が止まる価格帯のことです。レジスタンスは価格の上昇が止まる価格帯のことです。これらの 2 つの価格帯をを認識して、監視することで、マーケットがそのまま推移するか、または反転するかを判断することができます。サポートラインまたはレジスタンスラインを超えると、マーケットがであることを示します。サポートラインとレジスタンスラインをパーセントリトレースメント分析と連動して使用し、過去のトレンド修正パターンを確認することもできます。これらのパターンは将来のパターン予測にも役立ちます。
オブジェクトコンポーネント (オブジェクトを選択するとオブジェクト上に小さな四角形が現れます) のメニューを使用して、色、スタイル、線の太さ、オブジェクト固有の設定などを変更することもできます。
フィボナッチ価格リトレースメントラインオブジェクトのドローイング
ドローイングオブジェクトはデータ分析をサポートするチャートに適用されます。詳細については、「ドローイングオブジェクトについて」を参照してください。
- チャート分析ウインドウをアクティブにします。
- ドローイングツールバーから、[フィボナッチ価格リトレースメントライン]
アイコンを選択します。マウスがリトレースメント価格ラインオブジェクトの形状に変わります。
- 価格リトレースメントラインのドローイングを開始する場所をクリックします。
- マウスを上下左右に動かして価格エクステンションラインの位置を決めて、再度クリックします。価格リトレースメントラインはチャート上の価格アクティビティの高値と安値の間に引く必要があります。
- 任意設定: [ドローイング] > [スナップモード] をクリックして、ドローイングオブジェクトが交差する最初と最後の足の始値、高値、安値、または終値までドローイングオブジェクトを「スナップ」します。詳細については、「スナップモード」を参照してください。
フィボナッチ価格リトレースメントラインオブジェクトの移動
フィボナッチ価格リトレースメントラインをチャートに適用後は、いつでもドローイングオブジェクトを再配置できます。
- フィボナッチ価格リトレースメントラインオブジェクトが含まれるチャート分析ウインドウをアクティブにします。
-
[フィボナッチ価格リトレースメントライン] を選択します (オブジェクトを選択するとオブジェクト上に小さな四角形が現れます)。
- (基準トレンドラインの端にある)いずれかの四角形をドラッグし、基準トレンドラインの傾斜を変更すると同時に、サポートラインとレジスタンスライン間の距離を長くまたは短くします。トレンドラインが選択したトレンドラインの反対側の端に沿って方向転換します。フィボナッチリトレースメント価格ラインの四角形以外の任意の部分をドラッグすると、基準トレンドラインの長さまたは傾斜を変更しないで、フィボナッチ価格リトレースメントラインを水平および垂直に移動できます。
- 任意設定: [ドローイング] > [スナップモード] をクリックして、ドローイングオブジェクトが交差する最初と最後の足の始値、高値、安値、または終値までドローイングオブジェクトを「スナップ」します。
価格リトレースメントライン設定の設定
価格リトレースメントラインは基準トレンドラインを使用してドローイングされます。これらのラインは、トレンドライン開始ポイントと終了ポイント間の指定パーセント分離れた場所でトレンドラインと交差します。例えば、50% ラインは中間ポイントでトレンドラインと交差します。このタブを使用すると、パーセントとその他のプロパティを指定してサポート/レジスタンスラインを変更できます。
- 価格リトレースメントライン(サポート/レジスタンス)オブジェクトが含まれるチャート分析ウインドウをアクティブにします。
- 任意のフィボナッチ価格リトレースメントラインを右クリックします。ショートカットメニューから [フィボナッチ価格リトレースメントラインの設定] を選択します。
- [設定] タブをクリックします。
- [パーセント] で、トレンドラインと各パラレル価格ラインの表示を有効にするチェックボックスを選択します。
- 選択したチェックボックスに対応するボックスに、パーセントで入力します。この値によって、サポート/レジスタンスラインが基準トレンドラインと交差するポイントが決まります。
- サポート/レジスタンスラインを左へ拡張する場合は、[左へ拡張] チェックボックスを選択し、サポート/レジスタンスラインを右へ拡張する場合は [右へ拡張] チェックボックスを選択します。
- ドロップダウンリストから、各セグメントのカラー、スタイル、太さを選択します。
- これらの設定を、今後サポート/レジスタンスラインのデフォルトとして使用する場合は、[デフォルトとして設定] チェックボックスを選択します。
- [OK] をクリックします。
選択したオブジェクトのメニューを使用して使用可能な設定を変更することもできます。
関連トピック
ドローイングオブジェクトのアラートの設定
ドローイングオブジェクトのラベルの設定
ドローイングオブジェクトのデータの設定