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アンドリューズピッチフォークドローイングオブジェクト
アンドリューズピッチフォークは、3 本の平行線から形成されるドローイングツールです。
通常、ピッチフォークはチャート上では次のように作成されます。
- 底または天井の価格に最初のポイント A(ハンドル部分)を指定します。
- 次に天井または底に 2 番目のポイント B(歯部分)を指定します。
- さらに次の底または天井に 3 番目のポイント C(歯部分)を指定します。
3 つのポイントは任意に選択することができます。
- オブジェクトコンポーネント (オブジェクトを選択するとオブジェクト上に小さな四角形が現れます) のメニューを使用して、色、スタイル、線の太さ、オブジェクト固有の設定などを変更することもできます。
アンドリューズピッチフォークオブジェクトのドローイング
ドローイングオブジェクトはデータ分析をサポートするチャートに適用されます。詳細については、「ドローイングオブジェクトについて」を参照してください。
- チャート分析ウインドウをアクティブにします。
- ドローイングツールバーから、[アンドリューズピッチフォーク]
アイコンを選択します。ポインターがピッチフォークの形状に変わります。
- チャート上の価格をクリックしてピッチフォークのハンドルを指定します。
- マウスを動かしてピッチフォークの一方の歯の価格を指定します。
- マウスを動かしてピッチフォークのもう一方の歯の価格を指定します。
- 任意設定: [ドローイング] > [スナップモード] をクリックして、ドローイングオブジェクトが交差する最初と最後の足の始値、高値、安値、または終値までドローイングオブジェクトを「スナップ」します。詳細については、「スナップモード」を参照してください。
アンドリューズピッチフォークオブジェクトの移動
描画されているアンドリューズピッチフォークは、チャート上で場所を移動させることができます。
- アンドリューズピッチフォークオブジェクトが含まれるチャート分析ウインドウをアクティブ化します。
- [アンドリューズピッチフォーク] をクリックして選択します (オブジェクトを選択するとオブジェクト上に小さな四角形が現れます)。
- アンドリューズピッチフォークの形状を変更するには、小さな四角形の1つをクリックしてそのままマウスを移動します。形状を変えずドローイングツール全体を上下左右に移動するには、ピッチフォークの任意の歯部分をドラッグします。
- 任意設定: [ドローイング] > [スナップモード] をクリックして、ドローイングオブジェクトが交差する最初と最後の足の始値、高値、安値、または終値までドローイングオブジェクトを「スナップ」します。
アンドリューズピッチフォークオブジェクト設定の設定
- アンドリューズピッチフォークオブジェクトが含まれるチャート分析ウインドウをアクティブ化します。
- アンドリューズピッチフォークオブジェクトを選択し、右クリックします。
- 右クリックメニューから [アンドリューズピッチフォークの設定] を選択してください。
- [設定] タブをクリックします。
アンドリューズピッチフォークは、3 本の平行線 (歯) から構成されています。各ラインセグメントの [ライン] チェックボックスをオンまたはオフにすると、ラインが追加または削除されます。
ピッチフォークの2 本の歯に平行な任意の線をパーセントで指定して描画することができます。0 と 100% の間で指定されたラインがインサイドライン、0% 未満または 100% を超えるラインがワーニングラインと呼ばれます。この例では、ワーニングラインとインサイドラインのペアが表示されています。
- [ライン] にチェックマークが付いている場合、ラインセグメントが表示されます。ラインを非表示にするにはチェックマークを外します。
- [線の色]、[線種]、および[線の太さ] のドロップダウンリストを使用して各セグメントの設定を変更します。
- [透過性] の [%] ボックスに値を入力し、各セグメントの透過性を変更します (0% は透過性なし、100% は透明を意味します)。
- [色、スタイル、線の太さを指定] チェックボックスを選択すると、全ての線で共通設定を使用します。各ラインプロパティは使用できなくなります(グレイアウト)。
- これらのプロパティ設定を、今後アンドリューズピッチフォークのデフォルト設定として使用する場合は、[デフォルトとして設定] チェックボックスを選択します。
- [OK] をクリックします。
アンドリューズピッチフォークオブジェクトの計算方法の設定
この設定を使用して、アンドリューズピッチフォークのドローイングに使用する計算方法を変更できます。選択した計算方法を今後すべてのアンドリューズピッチフォークのデフォルトとして使用する場合は、[デフォルトとして設定] チェックボックスを選択します。
以下の計算方法から選択できます。
標準ピッチフォーク
ハンドル(センターライン)がユーザー選択ポイントから始まり、歯が選択した B および C ポイントからハンドルに平行に伸びるアンドリューズピッチフォークの計算に使用する場合、このオプションを選択します。
シッフ
この計算方法は、ハンドル(センターライン)がユーザー選択ポイント A と B の中間ポイントから始まるという点で標準ピッチフォーク計算とは異なります。歯は選択した B および C ポイントからハンドルに平行に伸びます。
モディファイドシッフ
この計算方法は、ハンドル(センターライン)がユーザー選択ポイント A と B の間から垂直に伸びる仮想線のセンターから始まるという点でシッフ計算とは異なります。歯は選択した B および C ポイントからハンドルに平行に伸びます。
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