TradeStation ヘルプ

スタディが参照するバーの最大数設定

チャートやグリッドにインディケーターや分析テクニックを挿入するとき、分析テクニックは計算を実行するために一定量のデータを必要とします。そのため、分析テクニックで必要とするデータの足の数を設定する必要があります。これは、手動で設定するか、TradeStation により設定されます。[分析に用いる足の最大本数]と呼ばれるスタディが参照する足の最大数設定を使ってこれを実行します。[分析に用いる足の最大本数]設定は、インディケーターの設定の [一般] タブまたは分析テクニック [シンボル] ウインドウにあります。

例として、 Mov Avg 1 Line インディケーターをチャートに挿入して、インプット値[Length] に 9 のデフォルト値を使用しているとします。このインディケーターは、計算を行うのに 9 つの足を参照する必要があります。そのため、[分析に用いる足の最大本数]は少なくとも 9 以上に設定する必要があります。

[スタディが参照するバーの最大数] には、2 つの設定があります。自動検出とユーザー定義です。

最大参照バーの詳細情報、および分析テクニックの設定ウインドウで仕様を変更する方法については、「分析テクニックの設定」を参照してください。

[自動検出]は、スタディが参照する足の最大数設定のデフォルトです。これにより、分析テクニックが必要とする計算を実行するのに必要な足の数を TradeStation が自動的に検出します。

[ユーザー定義]で、[分析に用いる足の最大本数]設定を任意の値で設定することができます。複数の分析テクニックを使用している場合には、[自動検出]を選択するとよいでしょう。

[ユーザー定義]設定を使用する場合、計算を実行するのに 50 以上の足が必要であるケースを除いて、設定を常に 50 に設定することをお勧めします。正確な計算値を導き出すためには、分析コメントまたはアラートを有効にしているインディケーターが少なくとも 50 以上の足を参照する必要があります。

正しい [最大参照バー] 設定を使用しないと、分析テクニックは無効になり、TradeStation の [イベントログ] に最大参照バーエラーが表示されます。

レーダースクリーンなど、グリッドに適用される分析テクニックについては、「累積計算の追加データをロード」を参照してください。