TradeStation Development Environment

EasyLanguage のコンポーネントオブジェクトについて

EasyLanguage でより簡単にオブジェクトの追加と使用ができるように、一部のオブジェクト クラスはコンポーネントとして設計されています。これによって、オブジェクトを EasyLanguage ドキュメントへドラッグ & ドロップして特別なエディターを使用するだけで、コードを記述せずにオブジェクトのプロパティを変更できます。コンポーネントは、ドキュメントに関連付けられた隠しデザイナージェネレーションコードを自動的に生成します。デザイナーコードを表示することはできますが、直接編集することはできません。 You may view designer code but you can't directly edit the code.

コンポーネントオブジェクトが EasyLanguage ドキュメントに追加されると、プロパティエディターで各オブジェクトを使用できるように設定することができます。あとは、予約語や関数を参照するように、各オブジェクトのプロパティとメソッドにアクセスする独自の EasyLanguage ステートメントを記述するだけです。Then you simply write your own EasyLanguage statements that access each object's properties and methods much like you would refer to reserved words and functions.

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コンポーネントオブジェクトの挿入
  1. TradeStation 開発環境 (TDE) から、[開く] を選択するか、[新規] ドキュメント (分析テクニック、ストラテジー、関数) を EasyLanguage エディターで作成します。
  2. TDE ウインドウの左側にある [ツールボックス] タブをクリックして [ツールボックス] パネルを開きます。追加したいコンポーネントをハイライトし、クリックして現在の EasyLanguage ドキュメントに追加します。Highlight the component you want to add and click on it to add it to the current EasyLanguage document.
  3. 挿入すると、コンポーネントのアイコンがエディターウインドウの下にあるコンポーネントトレイに表示されます (すべてのアイコンを表示するには、コンポーネントトレイのサイズを変更する必要がある場合があります)。コンポーネントをドキュメントから削除するには、コンポーネントトレイにあるコンポーネントのアイコンを選択し、Delete キーを押します。To remove a component from a document, select it's icon in the component tray and press the Delete key.

  1. コンポーネントのデザイナージェネレーションコードは、EasyLanguage ドキュメントに自動的にリンクされ、[表示] > [デザイナージェネレーションコード] メニューシーケンスを使用すると表示できます。デザイナーコードは保護されているため、エディターを使用して直接編集できない場合があります。コンポーネント値は、プロパティエディターを使用すると変更できます (手順 5 を参照)。 Component values are modified using the Properties editor (see step # 5).
  2. TDE ウィンドウの右側にある [プロパティ] タブをクリックして、[プロパティ] エディターを開きます。このエディターでは、コンポーネント値、入力値、イベントを管理・変更できます。プロパティエディターの上部にあるドロップダウンリストを使用し、値を表示または変更するコンポーネントを選択します。プロパティ名は左列に、プロパティ値は右列に表示されます。例えば、コンポーネント名は [デザイン] セクションに表示され、[名前] フィールドの [値] 列に新しい名前を入力すると変更できます。 Property names appear in the left column and property values appear in the right column. For example, the name of the component appears in the Design section and may be changed by entering a new name in the Value column of the Name field.
コンポーネントプロパティの変更

例 1 (Timer1 という名前の Timer コンポーネント)

EasyLanguage ドキュメントがチャートやグリッドに適用された時にカウントを開始するように Timer コンポーネント (この場合は Timer1) を有効にするには、最初の Enable プロパティをクリックし、ドロップダウンリストから True を選択します。プロパティエディターで値が True に変更されます。The value changes to True in the properties editor.

一致する EasyLanguage コンポーネント (デザイナージェネレーションコード) は以下のようになります。

Timer1.Enable = true ;

 

例 2 (タイマーの経過に伴い実行されるハンドラーメソッドを作成)

Timer1 に対するプロパティエディターの上部にある [イベント] アイコン をクリックし、次に Elapsed プロパティをダブルクリックして Timer1_Elapsed という名前のイベントハンドラーを作成します。

新しいメソッドが EasyLanguage ドキュメントに追加され、以下のようになります。

method void Timer1_Elapsed( elsystem.Object sender, elsysetm.TimerElapsedEventArgs args )

begin

{ Insert your EasyLanguage statements below }

 

end;


独自の EasyLanguage ステートメントを追加するだけで、Timer オブジェクトの時間が経過するたびに EasyLanguage ステートメントが実行されます。Timer の AutoReset プロパティが True に設定されているので、EasyLanguage はデフォルトで 1000 ミリ秒 (1 秒) ごとに実行されます。Since the AutoReset property of the Timer is set to True, your EasyLanguage will execute every 1000 milliseconds (1 second) by default).

次も参照

ツールボックスについて

プロパティエディターについて