分析テクニックとストラテジー

_Stops & Targets (ストラテジー)

入力情報

名前	タイプ	デフォルト	説明
PositionBasis	真または偽	偽	逆指値や利益目標の基準。真: ポジションベース、偽: 一株ベース。
ProfitTargetAmt	数値	5	利益目標注文を出す金額。0 であればこの指定は無視。
StopLossAmt	Numeric	1	損切り注文を出す金額。0 であればこの指定は無視。
BreakevenFloorAmt	Numeric	0	ブレークイーブンフロア (損益分岐底値)。利益 (金額) がこの額を超えれば、損益分岐逆指値で注文。0 であればこの指定は無視。
CurrencyTrailingAmt	数値	0	ポジションを手仕舞いする「利益返し」額。0 であればこの指定は無視。
PctTrailingFloorAmt	Numeric	0	注文を出すために必要な最小利益額。PctTrailingFloorAmt または PctTrailingPct が 0 であればこの指定は無視。
PctTrailingPct	Numeric	0	ポジションを手仕舞いする「利益返し」額 (利益に対する比率)。PctTrailingFloorAmt または PctTrailingPct が 0 であればこの指定は無視。
ExitOnClose	数値	0	取引日終了時に決済する注文を生成するか否か。1: 取引日終了時に強制手仕舞い、0: 取引日終了時に手仕舞いを強制せず。

使い方

単一の条件、あるいはさまざまな条件の組み合わせによる、(ロングおよびショートのポジションからの) 決済。

説明

_Stops & Targets は、利益目標、損切り、損益分岐逆指値、金額指定トレーリングストップ、割合指定トレーリングストップ、営業日終了時決済の各タイプを組み合わせて、決済注文を生成します。入力情報として 0 を指定した逆指値や利益目標は無視されます。

ProfitTargetAmt は利益目標設定値で、これを満たせば、ポジションを自動的に手仕舞いします。この額に達しない限り、逆指値による決済は実行しません。

StopLossAmt は取引でリスクをとる最大金額を表します。

BreakevenFloorAmt は、利益額がこれを超えれば、エントリー価格に所定の手数料を加算した額を損益分岐逆指値として注文を出す、という額を表します。コストに関するストラテジーの調整については「コストに関するストラテジーの調整」を参照してください。

CurrencyTrailingAmt は、ポジションを自動的に手仕舞いする前に返そうとする、最大未決済ポジション利益を表します。この設定は利益確定の目的でのみ使えます。負けポジションは決済しません。

Percent Risk Trailing に関する設定 (PctTrailingFloorAmt および PctTrailingPct) は、ポジションを自動的に手仕舞いする前に返そうとする、最大未決済ポジション利益の割合を表します。PctTrailingFloorAmt は、逆指値で注文を出すための最小利益額を表します。PctTrailingPct は損切りしようとする利益の割合です。取引の最大未決済ポジション利益が底値を超えなければ、トレーリングストップによる注文は無効です。したがってこの設定は、利益を確定するだけです。底値レベルに達しない限り、ポジションを決済しません。

ExitOnClose が 1 であれば、ポジションをすべて、取引日終了時に手仕舞いします。これは、ポジションをオーバーナイトで保持することなく取引する場合に有用な設定です。自動実行であれば、ExitOnClose の設定にかかわらず、営業日終了時に手仕舞いすることはありません。したがって、注文を延長セッションに、指値注文として送り込むことができます。

注文名: Profit Target、Money Mngmt Stop、BreakEven Stop、$ Trailing Stop、% Trailing Stop、Sell、Cover