EasyLanguage 予約語および関数
ExtremesFC (Fast Calculation) シリーズ関数 は、一定の範囲のバーの最高または最低の極値と極値が発生したバーがいくつ前のバーかを返します。2 本以上のバーの最高値または最低値が全く同じになることがあり、その場合、この関数は最も最近の発生を識別します。
ExtremesFC(Price,Length,HiLo,oExtremeVal,oExtremeBar)
oExtremeVal および oExtremeBar 出力パラメーターは、極値と極値がいくつ前のバーで発生したかを返します。 ExtremesFC 関数自体は 1 の値を返します。
名前 |
タイプ |
説明 |
Price |
数値 |
価格、関数、または公式のうち、バーのどの値を最高/最低の極値の比較対象にするかを指定します。 |
Length |
数値 |
極値を検討するためのバーの数を設定します。 |
HiLo |
数値 |
この関数が最高または最低の極値のどちらを返すかを設定します。1 = 最高、-1 = 最低 |
oExtremeVal |
数値 |
HiLo 設定に基づいて、バーの範囲で見つかった最高または最低の極値を出力します。 |
oExtremeBar |
数値 |
極値が発生したのが何本前のバーかを出力します。 |
入力パラメーター Price は、Close、High、Low、Open、Volume などのバーの値を指定できます。また、次のような数学的計算の場合もあります。( High + Low) / 2、または RSI、Stochastic、あるいは ADX などの数値関数。
出力パラメーターを使用して値を返す方法の詳細については、多出力関数を参照してください。
このシリーズ関数は、Extremes とまったく同じ値を返しますが、高速計算方法を使用するため、使用するメモリーが非 FC バージョンよりわずかに多い点が異なります。
Value2 に、過去 20 バーの最高の High を oExtremeVal 出力パラメーターを使用して代入し、Value3 に最高の High が発生したバーがいくつ前のバーかを oExtremeBar 出力パラメーターを使用して代入します。Value1 には、1 の値が代入されます。
vars: oExtremeVal(0), oExtremeBar(0);
Value1 = ExtremesFC(High, 20, 1, oExtremeVal, oExtremeBar);
Value2 = oExtremeVal;
Value3 = oExtremeBar;