EasyLanguage オブジェクトリファレンス
チャートの指定した位置に 1 行のテキストを表示します。適切なプロパティを使用して外観を変更できます。TextLabel オブジェクトは、コメントや注などの自由形式テキストを保持するための非分析ドローイングツールです。
TextLabel は、XYPoint を使用してチャートウインドウの固定 X-Y 位置に、または BNPoint あるいは DTPoint を使用してバーベースの位置に表示できます。バーベースの位置では、テキストの開始ポイントを特定のバー足種にアンカーし、チャートがスクロールされるとバーとともに移動します。XY ポイントで作成したテキストは、チャートがスクロールされてもチャートウインドウの固定位置から移動しません。
以下の抜粋コードでは、チャートウインドウの左端から 150 ピクセル、上部から 50 ピクセルの特定の X-Y ポイントにテキストを配置する方法を示しています。なお、XYPoint は TextLabel パラメーターとして直接作成されており、別の XYPoint オブジェクトは使用されていません。詳細については、「ドローイングオブジェクトについて」を参照してください。
myXYText = TextLabel.Create(XYPoint.Create(150,50),"Some text goes here.");
DrawingObjects.Add(myXYText);
あるいは、BNPoint を使用して特定のバー番号にテキストをプロットしたり、DTPoint を使用して日付/時間の位置にテキストをプロットしてテキストラベルをバーとともにスクロールさせることも可能です。
If (Currentbar = 50) then
Begin
MyBNText = TextLabel.Create(BNPoint.Create(CurrentBar + MaxBarsBack, High),"50 Bars Back");
DrawingObjects.Add(MyBNText);
End;
If (LastBarOnChart = True) then
Begin
MyDTText = TextLabel.Create(DTPoint.Create(BarDateTime[25], High, "25 Bars Back"));
DrawingObjects.Add(MyDTText);
End;
テキストのフォントを変更するには、以下の例のように目的のフォントファミリー名とポイントサイズでフォントオブジェクトを作成し、Font プロパティに割り当てます。詳細については、「Font クラス」とを参照してください。
myFont = elsystem.drawing.Font.create("Arial",10);
myText.Font = myFont;
名前空間: elsystem.drawingobjects