TradeStation ヘルプ

マトリックストレードバーとアドバンストオーダー

TradeStation では、TradeStation の標準のオーダーバーを使わなくても、マトリックスウィンドウのトレードバーによって素早く注文することができます。

メニューバーから [表示] > [トレードバー] をクリックするか、ショートカットメニュー [トレードバーの表示] アイテムによりマトリックスウィンドウからアクセスします。

マトリックストレードバー

[マトリックストレード] バーは、マトリックスの板情報画面から発注する注文の設定を行う機能です。注文パラメーター (種類、数量等) は、変更されるまでその値を維持します。デフォルトでは、マトリックスの板画面のスクリーンサイズが小さすぎてトレードバー設定のすべてを表示できない場合、スクロールバーが表示されます。

マトリックスウインドウから買いまたは売り注文を発注するには、「マトリックス注文について」を参照してください。

フィールドタイプ 説明

注文種類
自動注文タイプ
  • 自動 (LMT/STP) - 選択した買気配が現在の価格より上か下かに応じて、マトリックスは指値または逆指値成行注文を自動的に設定します。
  • 自動 (LMT/STL) - 選択したセルが現在の買気配または売気配の価格より上か下かに応じて、指値または逆指値注文を自動的に設定します。

P/L 列のセルから発注した注文は、指値と逆指値成行 (LMT/STP) のロジックを常に活用します。

固定注文タイプ
  • 指値 - 選択した買気配または売気配を指値価格として指値注文が発注されます。
  • 逆指値成行 - 選択した買気配または売気配を逆指値価格として指逆値成行注文が発注されます。
  • 逆指値 - 最初に選択した買気配または売気配を逆指値価格として、次に選択した買気配または売気配を指値価格として指逆値注文が発注されます。

ファンドソース
注文で使用する資金の種類を選択します (現金、制度信用取引、一般信用取引)。詳細については、「ファンドソース」を参照してください。

税金
注文に適用する税金の種類を選択します (特定または一般)。詳細については、「税金」を参照してください。

数量
[#] または [¥] を選択して、それぞれ株数または金額で数量を設定することができます。直前に入力した 10 件の数量が [数量] ボックスの下の領域に保存され、いずれかの値をクリックするだけで再利用することができます。

期間
期間ボックスの値は、注文が市場で有効となる時間の長さを示します。例えば、「当日中」は通常のセッション時間を、AM は前場を意味します。

ロット選択
決済する信用ポジションの複数のロットについて、ロットの選択方法 (FIFO、LIFO、低原価順、高原価順) を選択します。

OSO 注文

[OSO を付加] にチェックを入れ、OSO 注文テンプレート (OSO ドロップダウンリストにあります) を選択します。マトリックスから発注された注文と共にOSO注文も送信されます。OSO子注文は、マトリックスの親注文が約定されると有効にになります。選択された OSO テンプレートの設定を変更するには、 をクリックします。

詳細については、「OCO および OSO テンプレートについて」または「 OCO & OSO - オーダーバー」を参照してください。


成行注文
[M 成行買い]、[M 成行売り]、[M 成行新規売]、[MBtoCMkt] ボタンをクリックすると、注文数量セクションで指定した数量で注文します。確認ダイアログが表示され、約定されると、マトリックスの損益カラムにポジションが反映されます。

トレーリングストップ注文 (トレーリングストップ)
[M BtoC トレーリングストップ] または [M トレーリングストップでの売り] ボタンをクリックすると、注文数量セクションで指定した数量で注文を実行します。トレーリング値を、ポイント数 (通貨) またはパーセント (%) のいずれかにで設定することができます。確認ダイアログが表示され、約定されると、マトリックスの損益カラムにポジションが反映されます。

OCO 注文

OCO 注文を行うには、OCO 注文 テンプレート (OSO ドロップダウンリストから) を選択して [OCO注文の入力] ボタンをクリックします。OCO テンプレートの設定を変更するには、 をクリックします。

詳細については、「OCO および OSO テンプレートについて」または「 OCO & OSO - オーダーバー」を参照してください。


注文の編集
次のボタンのいずれかを選択して、アクティブシンボルに対してキャンセルまたは決済を行うことができます。
  • すべての未約定注文を取消 - マトリックストレードバーで [全取消] ボタンをクリックすると、現在選択中のシンボルに対してのすべての未約定の逆指値注文と指値注文が取消されます。GTC/GTD 注文は、注文が発注されている気配値の[注文]カラムをクリックしない限り取消されません。その他のシンボルの未約定注文は取消されません。
  • ポジションのドテン - マトリックストレードバーの [リバース][全部] ボタンをクリックすると、現在のポジションをドテンすることができます 。例えば、ポジションが 100 株の買いポジションの場合、100 株 の売りポジションにドテンすることができます。売りポジションから買いポジションにドテンする場合も同様です。例えば、売り 500 株のポジションを買い 500 株にドテンすることができます。'売り'ができない株式銘柄の場合、買いポジションは決済され、ポジションは無くなります。
  • ポジションの決済 - マトリックストレードバーの [決済][全部] ボタンをクリックすると、成行注文により現在のポジションが決済されます。また、損益列のセルをクリックして、対応する価格で指値注文を即座に出すことができます。ポジションの一部について未決済の注文が残っている場合、この注文はキャンセルされて、ポジション全体を決済する新規注文に置き換えられます。
VWAP のリセット (デスクトップツールバーで) デスクトップツールバーの [VWAP のリセット] ボタンをクリックすると、VWAP の計算をリセットする方法を次の 3 つから選択することができます。★
  • 現在 - クリックした瞬間に VWAP を再計算します。
  • セッション開始時点 - セッション開始時間に VWAP を再計算します。
  • 設定... - 任意に設定した日時で VWAP を再計算します。

アドバンストオーダーバー

高度な注文設定を行うことができる機能です。デフォルトでは、マトリックスの板画面のスクリーンサイズが小さすぎてトレードバー設定のすべてを表示できない場合、スクロールバーが表示されます。

メニューバーから [表示] > [アドバンストトレードバー] をクリックするか、ショートカットメニュー [アドバンストトオーダーバーの表示] アイテムによりマトリックスウィンドウからアクセスします。

選択中の銘柄と注文ルートに基づいて、次の条件注文が使用できます