EasyLanguage オブジェクトリファレンス
システム日時に関する情報を提供するオブジェクトの構造を定義します。
以下では、現在の時間より 15 分進んだ新しい時間を計算して表示します。
using elsystem;
var: DateTime newTime(null);
newTime = DateTime.Now;
newTime.AddMinutes(15);
print("Current Time: ",DateTime.Now.tostring()," New Time: ",newTime.tostring());
この例では、Format メソッドを使用して現在の DateTime の日付部分を別の方法で表示します。
using elsystem;
print(Datetime.Now.Format(Format("%a %b %d, %Y")); // 2010 年 5 月 5 日水曜日
名前空間: elsystem
名前 | タイプ | 説明 | |
![]() |
CurrentTime | object | 現在の時刻のみを取得します。 |
![]() |
Day | integer | オブジェクトの日付の日の部分を取得および設定します。 |
![]() |
ELDate | integer | 従来の EasyLanguage 書式 (YYYMMDD) で日付を取得および設定します (ここで、YYY は 1900 年以降の年、MM は月、DD は日を表します)。 |
![]() |
ELDateTimeEx | double | 従来の EasyLanguage 書式で日時を取得および設定します。 |
![]() |
ELTime | integer | 従来の EasyLanguage 書式 (HHMM) で時刻を取得および設定します (ここで、HH は午前零時以降の時間、MM は分を表します)。 |
![]() |
Hour | integer | 時刻の時間の部分を取得および設定します。 |
![]() |
Minute | integer | 時刻の分の部分を取得および設定します。 |
![]() |
Month | integer | オブジェクトの日付の月の部分を取得および設定します。 |
![]() |
Now | object | オブジェクトの現在の日時を取得します。 |
![]() |
Second | integer | オブジェクトの時刻の秒の部分を取得および設定します。 |
![]() |
TimeOfDay | object | 時刻を取得します (TimeSpan オブジェクトとして)。 |
![]() |
Today | object | 現在の日付のみを取得します。 |
![]() |
Value | string | 現在の日時を文字列として取得および設定します。日時を取得する場合は ToString()、日時を設定する場合は Parse() に相当します。 |
![]() |
Year | integer | オブジェクトの日付の年の部分を取得および設定します。 |
名前 | 説明 | |
![]() |
AddDays(nDays) | 指定した日数を DateTime 値に追加します。 |
![]() |
AddHours(nHours) | 指定した時間数を DateTime 値に追加します。 |
![]() |
AddMinutes(nMinutes) | 指定した分数を DateTime 値に追加します。 |
![]() |
AddMonths(nMonths) | 指定した月数を DateTime 値に追加します。 |
![]() |
AddSeconds(nSeconds) | 指定した秒数を DateTime 値に追加します。 |
![]() |
AddWeeks(nWeeks) | 指定した週数を DateTime 値に追加します。 |
![]() |
AddYears(nYears) | 指定した年数を DateTime 値に追加します。 |
![]() |
Create | DateTime クラスのインスタンスを初期化します。 |
![]() |
Create(y,m,d,h,m,s) | 指定した年、月、日、時間、分、秒のパラメーターを持つ DateTime のインスタンスを初期化します。 |
![]() |
Create(y,m,d) | 指定した年、月、日を持つ DateTime のインスタンスを初期化します。 |
![]() |
Create(eldate) | ELDate を使用して DateTime クラスのインスタンスを初期化します。 |
![]() |
ELFormatDate(format) | EL 書式コード「ddd MMM dd yy」を使用して DateTime 値を文字列に変換します (FormatDate の予約語を参照)。 |
![]() |
ELFormatTime(format) | EL 書式コード「hh:mm:ss tt"」を使用して DateTime 値を文字列に変換します (FormatTime の予約語を参照)。 |
![]() |
Equals(obj) | Obj が現在のインスタンスと等しい場合は真、その他の場合は偽です。 |
![]() |
Format(format) | % 書式コードを使用して DateTime 値を文字列に変換します (下記参照)。 |
![]() |
FromELDateAndTime(ElDate,ELTime) | 従来の EL 日付および EL 時間値を相当する DateTime に変換します。 |
![]() |
FromELDateAndTime(ElDate,ELTime,seconds) | 従来の EL 日付、EL 時間、Seconds 値を相当する DateTime に変換します。 |
![]() |
Parse(string) | 日時の文字列パラメーターを相当する DateTime に変換します。 |
![]() |
SetToCurrentTime() | DateTime 値を現在の日時に設定します。 |
![]() |
ToString() | DateTime 値を文字列に変換します。 |
![]() |
TryParse(string,result) | 日時文字列が結果の DateTime に正常に変換される場合は真です。 |
名前 | 説明 | |
![]() |
operator+ | 指定した TimeSpan を指定した DateTime に追加します。その結果、新しい日時が生成されます。 |
![]() |
operator+= | 指定した TimeSpan を現在の DateTime インスタンスに追加します。その結果、新しい日時が生成されます。 |
![]() |
operator- | 指定した DateTime を指定した TimeSpan から差し引きます。その結果、新しい TimeSpan が生成されます。 |
![]() |
operator- | 指定した TimeSpan を指定した DateTime から差し引きます。その結果、新しい日時が生成されます。 |
![]() |
operator-= | 指定した TimeSpan を現在の DateTime インスタンスから差し引きます。その結果、新しい日時が生成されます。 |
![]() |
operator< | 指定した DateTime の 1 つが指定した別の DateTime より小さい場合は真です。 |
![]() |
operator<= | 指定した DateTime の 1 つが指定した別の DateTime より小さいか等しい場合は真です。 |
![]() |
operator> | 指定した DateTime の 1 つが指定した別の DateTime より大きい場合は真です。 |
![]() |
operator>= | 指定した DateTime の 1 つが指定した別の DateTime より大きいか等しい場合は真です。 |
Format メソッドの引数は、パーセント記号 (%) から始まる書式設定コードを含む文字列で構成されます。% で始まらない文字は、変更されずに保存先文字列にコピーされます。
例えば、省略した曜日、月名、日付、年の完全名を使用して書式設定した日付をプロットする場合は、以下のように記述します。
Plot1(elsystem.Datetime.Today.Format("%a %b %d, %Y")); // Wed May 05, 2010
AM/PM を指定し 12 時間式で時刻をプロットする場合は、以下のように記述します。
Plot2(elsystem.Datetime.CurrentTime.Format("%I:%M:%S, %p")); // 01:22:14 PM
書式設定した日時をプロットする場合は、以下のように記述します。
Plot3(elsystem.Datetime.Now.Format("%m-%d-%y %H:%M")); // 05-05-10 13:22
書式設定コードを以下のリストに示します。
コード | 説明 |
%a | 省略した曜日名 |
%A | 完全な曜日名 |
%b | 省略した月名 |
%B | 完全な月名 |
%c | 地域に該当する日時表示 |
%d | 10 進数の月単位の日付 (01~31) |
%H | 24 時間式の時 (00~23) |
%I | 12 時間式の時 (01~12) |
%j | 10 進数の年単位の日付 (001~366) |
%m | 10 進数の月 (01~12) |
%M | 10 進数の分 (00~59) |
%p | 現在の地域の 12 時間式の AM/PM インディケーター |
%S | 10 進数の秒 (00~59) |
%U | 週の最初の日を日曜日とした、10 進数の年単位の 週 (00~53) |
%w | 10 進数の曜日 (0~6。日曜日は 0) |
%W | 週の最初の日を月曜日とした、10 進数の年単位の 週 (00~53) |
%x | 現在の地域の日付表示 |
%X | 現在の地域の時刻表示 |
%y | 10 進数の年表記の末尾 2 桁 (00~99) |
%Y | 10 進数の 4 桁の年表記 |
%z, %Z | レジストリ設定に応じたタイムゾーン名またはタイムゾーン省略形のいずれか。タイムゾーンが不明の場合は文字がありません。 |
%% | パーセント記号 |
elsystem.DateTime