分析テクニックとストラテジー
名前 | 式 | デフォルト | 説明 |
右側参照バー数の最小値 | 数値 | 1 | 右強度の範囲の最小値。 |
右側参照バー数の最大値 | Numeric | 300 | 右強度の範囲の最大値。 |
右側参照バー数に基づく左側参照バー数の乗数 | Numeric | 1 | 右強度から左強度を求めるために用いる乗数。 |
ブレイク・ラインの有無(=true or false) | Boolean | True | ピボットの安値から足に向かって水平線をプロットするか否か。 |
ラインの色 | Numeric | Magenta | 水平マーカーラインの色。 |
ピボットの色 | Numeric | Cyan | ショウミーマーカーの色。 |
配色 | Numeric | 1 | チャートやレーダースクリーンに、どのように ピボットの色を適用するか。0: 色なし、1: レーダースクリーンのテキストやチャートのマーカーに適用、2: レーダースクリーンのセル背景に適用。 |
ピボット・リバーサル-下落ショウミースタディは、それまで突き抜けられていなかった「著しい」安値ピボットを初めて突き抜けたという状況を検出します。チャート上で、検出したピボットの安値にドットを描画するとともに、指定があれば、このドットからこれを突き抜けた足に向かう水平線をプロットします。レーダースクリーンでは、ピボット安値をインディケーターセルに挿入して表示します。ピボットの計算に用いる左右の強度値は変更できます。
注 レーダースクリーンで足 1000 本分に相当する「チャート」を処理する場合、1000 本の「追加足データ」をロードする必要があります (出荷時のデフォルト設定は 200)。
ピボットが「著しい」と判定されるのは、右強度が 右側参照バー数の最小値 ~ 右側参照バー数の最大値 の範囲内、左強度が右強度の 右側参照バー数に基づく左側参照バー数の乗数 倍以上である場合です。ただし 右側参照バー数に基づく左側参照バー数の乗数 が 0 の場合、左強度は 右側参照バー数の最小値 以上でなければなりません。
ピボットポイントは、支持線や抵抗線のレベルを計算するために使います。安値のピボットは支持線、高値のピボットは抵抗線のレベルを示します。前回の安値のピボットにより計算した支持線を価格が突き抜けた場合、これはブレイクアウトと考えられ、一般に、以前の支持線レベルが新しく抵抗線レベルになります。
このショウミースタディーにはアラート基準があります。アラートを有効にすると、それまで突き抜けられていなかったピボットポイントを突き抜けるごとに、アラートを出すようになります。
この手法は、「新安値」を見つけるための、より安定した分析技法としても有用かもしれません。実際に関心があるのは、チャート上で、まだ突き抜けられていない大きな安値ポイントを突き抜けたという事象だからです。
PivotReversalGen