TradeStation ヘルプ

ストラテジーコストについて

ストラテジー設定では、初期資金、金利、手数料、スリッページ、証拠金、数量設定を行うことができます。各設定の概要は次の通りです。設定方法の詳細については、「ストラテジーの手数料設定」を参照してください。

初期資本

チャート内の選択したストラテジーでの取引に必要な資本金。TradeStation で、ストラテジーパフォーマンスレポートの初期資金として使用されます。

金利

TradeStation で、ストラテジーパフォーマンスレポートの金利として使用されます。

手数料

取引数量や回数毎に必要な手数料金額です。TradeStation では、数量または回数毎のいずれかで手数料設定を行うことができます。TradeStation では、新規注文と決済注文発注時の両方で手数料が計算されます。

株/枚数あたりの手数料を設定する場合には [株/枚数当り] を選択します (TradeStation では、[手数料] ボックスの入力値と [取引数量] ボックスの入力値を掛けた値が手数料になり、ストラテジーの損益からこの手数料が差し引かれます)。TradeStation では、[取引数量][株数/枚数/ユニット数 固定] 設定を選択したとみなされます。

片道毎の [手数料] を設定する場合には [取引当り] を選択します (TradeStation では、[取引数量] の項目は考慮されず、ストラテジーの損益から取引毎にこの [手数料] が差し引かれます)。TradeStation では、[取引数量][Dollor/取引] 設定を選択したとみなされ、手数料は [取引当り] の固定金額になります。

デフォルトの手数料額はゼロです。

スリッページ

ストラテジー上の仮想約定はストラテジーの注文価格そのままで行われます。しかし、TradeStation では、想定されるスリッページを [スリッページ] で設定することができます。

スリッページも [株/枚数当り] または [取引当り] のいずれかを選択することができます。TradeStation では、新規注文と決済注文発注時の両方でスリッページが計算されます。

株/枚数あたりの手数料を設定する場合には [株/枚数当り] を選択します (TradeStation では、スリッページボックスの入力値と [取引数量] ボックスの入力値を掛けた値がスリッページになり、ストラテジーの損益からこのスリッページが差し引かれます)。TradeStation では、取引数量で [株数/枚数/ユニット数 固定] 設定を選択したとみなされます。

片道毎のスリッページを設定する場合には [取引当り] を選択します (TradeStation では、[取引数量] の項目は考慮されず、ストラテジーの損益から取引毎にこの [スリッページ] が差し引かれます)。TradeStation では、[取引数量] で [Dollar/取引] 設定を選択したとみなされます。

デフォルトの手数料額はゼロです。

証拠金

この設定は先物にのみ適用されます。

取引数量

[取引数量] 設定は、TradeStation で以下の 2 つの場合に使用されます。

TradeStation では、トレード毎の株数/枚数、またはトレード毎の金額と最小ロット数を設定することができます。

EasyLanguage のソースコードで書かれた株数/枚数は、ストラテジー設定に優先します。

トレード毎の金額設定を選択すると、金額が最低ロットに見合うかどうかが TradeStation によって確認されます。十分である場合は、注文が発注されます。十分でない場合は、注文は発注されません。

手数料またはスリッページで [株/枚数当り] を選択すると、手数料またはスリッページボックスの入力値に取引数量ボックスの入力値を掛けます。ストラテジーの損益からこの値が差し引かれます。[株/枚数当り] を選択する場合は、トレードする株数/枚数を正しく指定することが重要です。

手数料またはスリッページで取引当りを選択すると、ストラテジーの損益から取引毎にこの手数料またはスリッページが差し引かれます。取引数量(またはEasyLanguageのプログラムで定義されている数量)は計算時に無視されます。