TradeStation ヘルプ
詳細設定
[詳細設定] ダイアログで、アウトオブサンプルと遺伝的アルゴリズムの設定を行うことができます。
[分析テクニック & ストラテジーの設定] ダイアログの [ストラテジー] タブにある [詳細設定] をクリックします。
アウトオブサンプル 
アウトオブサンプルから除外する最適化結果のデータ範囲を指定することができます。ウォークフォワードオプティマイザーが適切に機能するように、最適化中にデータの一部を除外する必要があります。遺伝的アルゴリズムによる最適化時には、30% 未満のデータと50% 以下のデータは除外しないことをお勧めします。
- 最初の [ ] % および直近の [ ] % 最適化データを除外する - 前半と後半の最適化結果のデータを除外する設定を行います。最適化の[タイプ]が[標準]で、両方の値がデフォルトの0% の場合、すべてのデータを最適化します。最適化の[タイプ]が[ウォークフォワード]の場合、前半の%を 0 に、後半の%を30に設定してください。
- 期間除外 以前: [ ] 以降: [ ] - 除外期間を日付指定で行うことができます。
- 推奨 - 現在の期間に最適なインサンプルとアウトオブサンプルの推奨設定を TradeStation が自動的に計算します。
遺伝的アルゴリズム最適化設定 
遺伝的手法を使って最適化されたストラテジーをカスタマイズする設定が含まれます。これにより、遺伝的エンジン設定を修正することができます。[分析テクニック & ストラテジーの設定] > [ストラテジー] タブダイアログの最適化の詳細セクションで遺伝子の方法を選択した場合のみ、遺伝的最適化設定セクションが有効になります。
遺伝的アルゴリズムの理解が十分でない限り、ストレステストサイズとストレス増分フィールドのみ修正されることを推奨します。ストレステストは、遺伝的検索内に設定された個々のパラメータの周りのローカライズされたロバスト検索で、遺伝的最適化方法を使用する場合にのみ使うことができます。
- 世代 - 最大の集団サイズになるまで遺伝的アルゴリズムが実行される回数です。
- 母集団サイズ - 遺伝的選択プロセスに影響される染色体の数です。自然選択による母集団の各個体の適応度が高くなることを期待します。
- ストレステストサイズ - 各ストレステスト対してのパラメータセットの数を定義する数値 (サイズ)。ストレステストのサイズが 1 つの場合、基礎となるパラメータセットのテストが実行されないため、ストレステストは無効になります。ストレステストを実行したい場合、推奨設定は 3 です。
- 変異率 - 各世代における染色体内のランダムな遺伝子の組み換え率。「弱い」染色体と置き換える新しい染色体を発見するために使用されます。
- クロスオーバーレート - 染色体内の置換される遺伝子がそれぞれのジェネレーションの後で選択される近さを指定するレートです。★クロスオーバーは、「弱い」染色体に換わる新しい染色体を発見するために使用します。
- ストレス増分 - パラメーターに生じる上下ストレスのパーセント。
- 集団の適合度の改善がない場合最適化を停止する - 集団の適合度が任意の世代数改善しなかった場合に自動的に終了します。10世代(デフォルト)以上において改善が行われなかった場合、アルゴリズムは収束しており、最適化は必要ありません。
変更を適用するには [OK] を、変更せずに終了するには [キャンセル] をクリックします。