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リニア軸は、値動きが比較的小さいインターバル(1 分、30 分、日足)を表示する際に使用するとよいでしょう。比較的長期のインターバルを分析する場合には、絶対価格のリニア軸よりも、パーセント変化率を重視したセミログ軸を使用するとよいでしょう。
リニア軸を適用しているチャートは、次のリニアチャートの例のようになります。1987 年 10 月の価格レンジを 2002 年の同時期と比較しても、現在の市場価格は大幅に上がっているため、1987 年 10 月当時の市場変動の大きさを測ることはできません。
セミログチャートの y 軸に対してセミログ価格スケールを使用してプロットされたチャートを見ると、価格変動率を縦軸の高さとして表示することによって、1987 年 10 月の市場価格調整が大きかったこと(最近の市場価格との比較)が一目で把握できます。たとえば、1987 年 10 月のバーは、1 ヵ月間の最安値から最高値までの価格変動が 63% であったことを示しています。これは、1996 ~ 2002 年の間の価格変動が 63% であったという事実と比較して見ることができます。