分析テクニックとストラテジー
ファンダメンタルデータには、に使用できる企業の収益、財務諸表など、米国株に関する財務情報があります。
TradeStation では、ファンダメンタルデータを分析テクニックによって参照し、ストラテジー内で使用できます。複数の組込みインディケーター、および EasyLanguage 予約語、関数があり、ファンダメンタルデータにアクセスし、トレーディングに採用するツールになります。
TradeStationには、ファンダメンタルデータに記載されています。
組込みファンダメンタルインディケーターをレーダースクリーンやチャート分析ウインドウに追加するには、[追加 - インディケーター] メニューシーケンスを使い、インディケーターのリストから名前を選択します。
レーダースクリーンでは、[追加 - 分析グループ] メニューシーケンスまたは [分析グループを追加] ツールバーのドロップダウンを使い、事前定義されたグループ (Dividends、EPS & PE、Financials など) から複数のファンダメンタルインディケーターを、レーダースクリーンに一度に適用できます。
所定のファンダメンタルデータを参照する組込みインディケーターを使用するほかに、グリッドベースのレーダースクリーンウインドウやチャート分析ウインドウで、多数のファンダメンタルデータフィールドを、ライブラリから、予約語やフィールド入力値とともに、組込み 'カスタム' インディケーターの 1 つを使ってプロットできます。これにより実質的にすべてのファンダメンタル値を (一度に 4 つまで) 簡単かつフレキシブルにプロットできます。
カスタムインディケーターをレーダースクリーンやチャート分析ウインドウに追加するには、[追加 - インディケーター] メニューシーケンスを使い、リストから カスタム 1、2、3 または 4 ラインインディケーターを選択します。インディケーターを設定するとき、[入力] タブを選択し、[公式] 値を変更してファンダメンタルデータ予約語 (下記) の 1 つを、シングルクオートのデータ名とともに追加します (データ名と説明についてはトピック「EasyLanguage フィールド名」を参照)。例えば、GetFundData("ONET", 1) の公式値を使うと、カスタム 1 ラインインディケーターを使用した純利益に対するファンダメンタル値が表示されます。
TradeStation プラットフォームでは、EasyLanguage を使い、ファンダメンタルデータ値を任意に組み合わせて分析テクニックやストラテジーに追加することができます。
付属の関数セットは、専用の EasyLanguage ステートメントでも使用でき、ファンダメンタルデータ値とエラーステータスを 1 コールで返すために使用できます。これらの関数では、EasyLanguage コードに変数を宣言し、出力パラメータの使い方を理解する必要があります。関数ごとに EasyLanguage コードをチェックし、基礎となる予約語の使い方について理解を深めることもできます。なおこれらの関数では、'of Data2' など他のデータストリームからファンダメンタルフィールドにアクセスできます。
FundValue、FundString、FundBoolean などのファンダメンタルデータフィールドのタイプごとに、特定の関数呼び出しがあります。データタイプについては、ファンダメンタルデータフィールドの各カテゴリーヘルプトピックでタイプを参照してください。
また、データフィールドにポスト、期末日を関連付けるには、FundDate または FundPeriodEndDate のいずれかを使用します。
ファンダメンタルデータフィールドの値や Data1 のエラーステータスを取得するため使用できる予約語があります。これらの語は、専用の EasyLanguage ステートメントに使用するほかに、Custom 1、2、3、4 ラインインディケーターとともに入力として使用し、値をチャートやグリッドに直接表示できます。
GetFundData、GetFundAsString、GetFundBoolean などの、ファンダメンタルデータフィールドの各タイプを取得する予約語があります。データタイプについては、ファンダメンタルデータフィールドの各カテゴリーヘルプトピックでタイプを参照してください。
また、データフィールドにポスト、期末日を関連付けるには、GetFundPostDate または GetFundPeriodEndDate のいずれかを使用します。
最後の 'GetFund' コールからのエラーステータスは、GetLastFundDataError 語を使って返されます。ステータス 0 は、最後のデータ値が正常に取得されたことを示します。ゼロ以外のステータス値についてはすべて、返された値をヘルプトピックのエラーコードリストと比較し、エラータイプを識別します。