TradeStation ヘルプ

ベース価格データについて

チャート分析ウインドウにはさまざまな要素で構成されていますが、最も重要なのは、チャート分析ウインドウの作成時に追加された最初のシンボル、つまり価格データ系列のData1です。デフォルトでは、最初のシンボルには Data1 が割り当てられます。その後の追加される銘柄には、それぞれ Data2、Data3 等が割り当てられます。この数字がチャートに追加された各シンボルを認識する番号になります。

Data1が描画されるまで、チャートは作成されません。Data1が描画されるまで、ストラテジー、インディケーター、スタディ、ドローイングオブジェクトを挿入することはできません。チャート分析ウインドウでData1を描画した後、シンボルを変更したり、他のシンボルをチャートに追加することができるようになります。

Data 1 のベース価格データは、チャート分析ウインドウの全アクティビティの基準となる値であるため、変更できますが削除することはできません。Data1のみ入っているウインドウでベース価格データを削除したい場合、チャート分析ウインドウ自体を削除する必要があります。

次でに複数のシンボルを同じチャート分析ウインドウに挿入する場合に Data 1、Data 2 を割り当てる方法を説明します。

マルチデータチャートで作業する場合、または、データ番号を参照するインディケーターや分析テクニックで作業する場合、データ番号が重要になります。