分析テクニックとストラテジー

_Historical Entry (ストラテジー)

image\trumpet2.gif 免責事項

TradeStation 口座に、別の口座から移管した、あるいは注文バーを通して開いたポジションがあり、EasyLanguage を活用して決済するとします。しかし、EasyLanguage の決済ストラテジーは、エントリーを「認識」できる場合にしかポジションを決済できません。そこで、既存のポジションを事後に「認識」できるよう、_Historical Entry の「一任」ストラテジーを採ります。

このストラテジーは、日中/日次チャートに追加した場合、有効な MyEntryPrice で、(入力に応じてロングまたはショートの) マーケットの、(指定した日時のバーの直後にある) エントリーの該当するバーに入れるようになっています。

どのバーを指定しても (ストラテジーの適用時点でチャートの末尾にあるバーでも) 構いません。注意: このストラテジーで、先物の口座にポジションを入れることはできません。「一任」ストラテジーはほかにもいくつかあり、先物の単一価格ベース、あるいは時間ベースのエントリーに利用できます。

入力情報

名前 タイプ デフォルト 説明
MyEntryPrice 数値 100 既存の未決済ポジションの実エントリー価格。
Quantity Numeric 1000 ポジションに入れる株式の数。
LongOrShort Numeric 1 エントリーの種類。1: ロング、2: ショート。
PrevBarDate_YYMMDD Numeric 020102 エントリーする直前のバーの日付。YYMMDD 形式。
PrevBarTime_HHMM Numeric 1300 エントリーする直前のバーの時刻。24 時間 HHMM 形式。日中足のチャートにのみ適用。
OpenPriceEntryBar Numeric 0 該当するエントリーバーの開始価格。

使い方

このストラテジーは、ユーザーの指定にもとづき、ロングまたはショートの過去エントリーを 1 つ作成します。エントリー価格 (MyEntryPrice)、日付 (PrevBarDate_YYMMDD)、時刻 (PrevBarTime_HHMM) を指定する際には、エントリーが作成されるのが、指定した日時の直後にあるバーに、この価格が現れた場合に限ることに注意してください。値動きが軽い株式の場合、バー間に窓が生じ、指定されたエントリー日時のバーがないために、過去エントリーが作成されないことがあります。さらに、エントリー価格は、エントリーバーの高値~安値の範囲内でなければなりません。

このストラテジーで、先物の口座にポジションを入れることはできません。「一任」ストラテジーはほかにもいくつかあり、先物の単一価格ベース、あるいは時間ベースのエントリーに利用できます。

説明

_Historical Entry ストラテジーでは、実際に存在していたブローカー口座のポジションを、チャート上に再現できます。EasyLanguage のストラテジーをいくつか使って、ポジションを決済できます。ストラテジーは、エントリーの基準 (株式数、価格、ロング/ショートの別、日付、時刻) を指示することによって、該当するエントリーをチャート上に示すようになっています。

このストラテジーで、先物の口座にポジションを入れることはできません。

このストラテジーは、日中足または日足のチャートでのみ有効です。

注文名: Buy、Buy #2、Short、Short #2 のいずれか (システムが生成するデフォルト名)

関連ストラテジー: なし

関連する関数: なし