フォームクラスの使用法

Control クラス

• Button - ユーザーのクリックに応答して、呼び出し側の分析テクニックにイベントを送信するプッシュボタン。
• Checkbox - ユーザーがチェックを付けたり外したりすることができる小さいボックス。クリックするとイベントが送信され、分析テクニックで状態 (チェックが付いているか外れているか) を確認できます。
• ComboBox - アイテムのドロップダウンリストを表示し、ユーザーがアイテムを選択するとイベントを送信します。
• Label - 編集不可能なテキストをフォームに表示します。説明の表示または周囲のコントロールの識別に使用できます。
• ListView - 複数列でテキストアイテムのコレクションを表示します。選択項目が作成されるとイベントを送信します。
• NumericUpDown - ユーザーが上下矢印を使用して、事前に定義されたステップ値で素早く増減できる数値を表示します。
• RadioButton - 通常、2 つ以上のグループ内に配置され、ユーザーが相互に排他的なオプション群から選択できるようにします。ラジオボタンのクリック時にイベントを送信でき、実行時に状態を問い合わせることができます。
• TextBox - ユーザーが編集可能な文字の文字列を表示します。

Container クラス

• Form - フォームの関連コントロールおよびコンテナーを配置できるウインドウ。
• Panel - フォームの関連コントロールを視覚的に配置する領域。
• GroupBox - フォームの関連コントロールを視覚的にグループ化するために使用される領域。

EasyLanguage フォームコントロールおよびコンテナーを使用する場合、以下の要素を含める必要があります。

• 各コンテナーまたはコントロールを使用するための変数を宣言します。各変数のクラスタイプは、参照先のオブジェクトに適したものである必要があります。フォームの名前空間の「using」ステートメントをこれまでに追加していない場合、特定のクラスタイプの前に必ず識別子「elsystem.windows.forms」を含めてください。この例では、「form1」および「button1」が作成される変数の名前です。

vars: elsystem.windows.forms.Form form1(Null ), //declare form1 as a Form type variable
elsystem.windows.forms.Button button1(Null); //declare button1 as a Button type variable

• 各コンテナーおよびコントロールオブジェクトを上記で作成したオブジェクトに割り当て、それぞれのインスタンスを作成します。

form1 = form.create("Form Heading", 100, 100); //create a form container object and assign it to form1
button1 = button.create("MY BUTTON", 40, 30 ); //create a button control object and assign it to button1

• コントロールオブジェクト (例: ボタン) をコンテナオブジェクト (例: form1) に追加します。

form1.AddControl(button1);

• ロケーションプロパティを設定し、コンテナー内のコントロールの相対的配置を指定します。

button1.Location( 50, 50 );

• イベントハンドラー (ボタンがクリックされたときなど、コントロールイベント発生時に呼び出すメソッド) を追加します。

button1.Click += OnButton1Click;

• 最後に、イベント発生時に呼び出されるメソッドを記述します。

method void OnButton1Click( elsystem.Object sender, elsystem.EventArgs args )
begin
//Your EasyLanguage code
end;

以下の例では、ボタンおよびテキストボックスを含むウインドウフォームを作成する方法を示します。

例をインポート

ボタンコントロールおよびテキストボックスを含むウインドウフォーム。

1. [例をインポート] リンクをクリックし、例を TradeStation にインポートします。
2. TradeStation プラットフォームにアクセスし、チャートウインドウを作成します。[挿入] > [インディケーターメニュー] で !ex_WinForm をウインドウに追加します。
3. コード例を確認または変更するには、TS 開発環境にアクセスし、EasyLanguage エディターでインディケーター !ex_WinForm を開きます。

elsystem.Object

elsystem.windows.forms.[ClassType]